【話題騒然】放送後も物議を醸したナイツが生放送で見せた攻めの漫才

【話題騒然】放送後も物議を醸したナイツが生放送で見せた攻めの漫才

2011年のTHE MAMZAIの決勝です。

この時について塙さんは後にオードリーの若林さんとラジオでこう語っています。

「真面目な話をするけどね、M-1も3回決勝にいってんだよね。それで、俺はやっぱり失敗だな、と思ったのは、優勝したいというより、ウケを狙いたいって気持ちが上回らないと、結局、格闘技みたいになっちゃうのよ。ミスができない、ってなっちゃうわけ。だから、優勝したいっていうより、ウケたいって気持ちが強くないと、芸人としてダメだと。優勝って欲が強くなっちゃうと、『こんなこと言っちゃダメだ』とか、『勝ちにいきたい』とか思っちゃうでしょ。そんなんじゃダメで。本来なら、面白いって思われたいって欲求が強くなくてはいけないでしょ」

結果としてはパンクブーブーに票を取られ負けてしまいましたが、そのことに関する世間の反発が強く「絶対ナイツでしょ」「ナイツが実質一番だったけどネタが危なかったから審査員が票入れにヘタレただけだろ」という意見が飛び交い、  この時番組が実施した一般視聴者による携帯電話投票「ワラテン」というシステムがあったんですが、確かに一般視聴者票ではナイツが1位でした。

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審査員票ですが、きよし師匠や秋元さんがパンクブーブーに入れるのはいいとして、テリーさんが真面目にパンクブーブーに入れてるのは残念ですね。あなたはそんな人ではなかったはず。関根さんと大竹さんはさすがだし、キム兄と高須さんは吉本よりにならざるを得ない。天野っちはそもそもこの席に座るべきではない。

でも結局、この時の優勝者であるパンクブーブーのネタを覚えている人はあんまりいないと思います。「パンクブーブーも確かに巧かった」と言ってる人も多かったですが、記憶にはないんですよね。つまらなくはなかった記憶はあるんですが。そういった意味では、塙さんの狙い通りになったのかもしれません。

とは言えこのネタをこのタイミングでやるのは勇気が必要だったと思うし、生放送だから出来たネタだと思います。それを後押しするかのような爆笑問題太田さんの歓喜。まるで「それでいいんだ。もっとやっちまえ!」という声が聞こえてくるかのようです。塙さんも嬉しかったんじゃないかと思います。

youtubeコメント

「本当に凄い。これぞ漫才!」

「爆笑問題の喜びようったらないなあ」

「生放送でこのネタ出来る芸人はなかなかいないでしょ すごい!笑」

「いい!いい!!こういうのすごくいい!!さいこー!」

「みんなの賞賛のコメント、優勝よりも意味がある」

「何回見ても面白いです!優勝してたかもしれない舞台でのりピーを­ネタにしてしまう彼らが大好きです。」