【志村けん 加藤茶】知らない人はもはやいない王道コント【CM撮影コント】

【志村けん 加藤茶】知らない人はもはやいない王道コント【CM撮影コント】

何がすごいってこれ生放送LIVEのところですよね。TVの向こうも、会場も笑わせないといけない。編集もやり直しもきかない一発勝負でこのクオリティです。

人はなぜか作りこまれたものよりも、LIVE感あるものの方が何回も見れるんですよね。おそらくそこにドキュメンタリー要素があるからだと思います。

全員集合は基本そうですが、生放送だからこそ生み出される独特のものが多々あって、途中何度か加藤さんと志村さんが素で笑ってるところがありますよね。台本は当然あるわけですが、そこから素で外れてしまい、かと言ってLIVEに間違えた、というNGは存在しないので、それも全て笑いに持っていくようなところ。こういうのって素人目で見てても分かるんですよね。これもまた醍醐味です。

本人達もその臨場感をただ楽しんでいるわけではなく、例えば7:26、当時ピンマイクがなかった時代なので手持ちマイクを胸元に入れてるわけですが、加藤さんのマイクが下にずれてしまった時、アクションが始まる前までにものすごい手際の良さでマイクを直しています。マイクを直している素振りは笑いとは全く関係ないですし、むしろ笑いを冷めさせてしまうので観客に意識されないようにサッと直さないといけないですし、もし、次のギャグの一言が音声に乗らなかったら重大な命取りです。こういったところも常に気をつけておかないところが大変なところですね。

さらに言えば、加藤さんは志村さんの7つも上の大先輩なのに、そんな素振りはお互い一切見せず、一心不乱に全国民を笑わせてやるというプロ意識が半端じゃないです。

youtubeコメント

「今の芸人には、真似できない演技」

「天才だと思う。途中で本当に間違えて笑ってるところがいい。この笑いを求めてるんだ。ドリフがテレビによく出てる時代は、おもしろかった」

「志村さんは、つっこみも一流ですね~」

「影ながら仲本工事の手際の良さと間に感服する。。。」