2回見ると更に笑える松本人志の一人コント

2回見ると更に笑える松本人志の一人コント

一人ごっつは元々10分番組で、大仏の前で袈裟を着た松本さんが「写真で一言」などのお題に挑んで行くという、前代未聞のストイックな番組でしたが、これはその後継番組で30分枠になった新・一人ごっつ(または松ごっつ)ですね。

「一人で全てやる」という枠の中だからこそ生まれたコントだと思います。例えばお料理番組で、料理の先生が狂乱するキャシイ塚本のようなコントにしたように、思いっきりテレビのようなお昼の番組でみのさんのようなMCが狂乱するというコントでも面白いと思いますが、これは一人コントのため他の演者がいないので、ではどうするか、と考えていって作られたのではないかなと推測しています。

まるで本当にその前色んなコーナーがやってきたかのような妙なリアリティがありますw いったいどんな生放送だったんだろうという。

それをいじっていくことで、ストーリー性が出てきて、なぜそんな状況になっているかが分かってくるという、倒置法のような手法を使って笑わせてきます。すごい設定ですよね。こんな笑いの形を作った人はそういないと思います。

また、このいじっていく順も、大枠を決めているだけであとは流れで松本さんがその場で考えていっていると思うんですが、笑いの大きや種類など、その順序立てて行き方も本当に鮮やかです。

これ最後まで全部見た後、もう一回頭から見ると、冒頭のMCのダンスや「ばいばいよー」というのがものすごく笑えてきますw

 

youtubeコメント

「改めて冷静に、松ちゃん一人しか演者は出ていないという凄さ。なぜかピー助をハメようとしている不気味な番組スタッフの裏スト­ーリーまで想像出来ると、更に深みのある笑いだとわかる」

「これは面白い!MHKはなんであんな笑えないもんになったんだろ­・・・」

「とてもアドリブとは思えないな。テンポが神」