立川談志と上岡龍太郎の対談映像のyoutubeコメント欄がすごい

立川談志と上岡龍太郎の対談映像のyoutubeコメント欄がすごい

今のTVはつまらない、というような達観した常套句はあまり言いたくないですが、一つや二つくらいは、視聴者に歩み寄らずに突き抜けた番組があってもいいかなと思いますね。

しかし「立川談志」をここまで分析し、本人前にして饒舌に語れる人はそういないでしょうね。

そして何よりすごいのは、youtubeコメント欄の分析力や見解力のすごさ。頭の良い人は、頭の良い人が好きですね。いつの世も、政治は世相を反映したものと言いますが、今だって頭の良い人はいるとい思うんですけどね。やはり現状のTVが我々の姿なんでしょうか・・・

6:27~の件、上岡さんの「いらんことは言わんでよろし」の時の優しい表情と、少し恥ずかしそうにする談志師匠。なんだか美しいですね。

youtubeコメント

「今のバラエティーは、華やかだけど、話してることに教養がなく、­何も得るものがない。引退間際のあなたのコメント通り、10年以上我々は、体育会系の­ようなノリの、なおざり的なクソつまらない番組ばかりを、見続け­させられている」

「やっぱ上岡は神だわ。当時は学生だったから、若者に理解のあるおっさんだと認識してたくらいだけど、自分が年取ったらなかなかこういう意見は言えん。一度でいいからM-1の審査員をして欲しかった」

「総て聴くに値する話だが、クライマックスは16:02から最後ま­で。テレビ芸かぁ・・・なるほど。上岡氏は頭がキレるな~」

「お互い認めあってるっても仲よしこよしの慣れあいじゃないんだね。どっか将棋の対局を見てるようでもある。本気で頭使ってまじめに笑いを考えるって矛盾してるようだけどプロならそれくらいして当たり前なんだよね。野球・相撲・プロレス・映画・歌謡曲・ドラマ・バラエティ…素人に迎合するんでなく素人を引きずり回すくらいのことをしなくちゃね」

「さすがに上岡の話芸、屁理屈、詭弁は見事。よく考えれば当然、さんまも鶴瓶もそこらの素人以上に理路整然としゃべれる。鶴瓶が言葉につまるのは彼の個性。つまりTVは個性を売るところ」

「芸人が理屈捏ねると嫌われそうだし、そもそも今TV出ているヤツ­ラはまともな理屈なんぞ喋れそうにない。こういう番組がないと嘆く前に、こういう場を持たせられる芸人が­いない。TVがツマラナイのも至極当然」