ウドさんは自分のキャラクターを最大限活かしていますよね。素のところもあると思いますが、素というより実際は、ウド鈴木を演じているうちに、本当にウド鈴木になってしまったという感じだと思います。
一人ごっつは元々10分番組で、大仏の前で袈裟を着た松本さんが「写真で一言」などのお題に挑んで行くという、前代未聞のストイックな番組でしたが、これはその後継番組で30分枠になった新・一人ごっつ(または松ごっつ)ですね。
志村けんさんやたけしさんのコント同様、シンプルな設定というところでは同じなんですよね。ダウンタウンは、日常の普遍的なシーンに、一人のキレる変人が入るというコントが非常に多く…
「アカン警察」で14年ぶりに共演を果たしたダウンタウンとナインティナインですが、その後岡村さんは宮迫さんにセットしてもらって松本さんと飲みに行ったそうですが、その時の話をオールナイトニッポンで話されてます。
キレ芸というと少し語弊があるかもしれませんが、この怒る感じのコントはダウンタウンは本当に得意でしたね。釣られて怒る魚や、裏でダメ出しをする猿など、「怒る」「「キレる」という人間の喜怒哀楽の「怒」の部分を扱わせたら天下一品です。やがて「やすしくん」「キャシィ塚本」など、「怒り」から「狂気」にまで発展していきますが、このコントはそういった「ごっつ」のコントの基盤となった傑作コントだと思います。
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