
今田さんってあれだけのポジションに行きながら、いまだにミーハーですよね。庶民派というか。大物ぶらない度が半端じゃないですよね。やはりダウンタウンという化物をずっと間近で見ていたからなんでしょうね。仮に、ダウンタウンの背中を見ずして自分の力だけで来た、またはそういう意識でここまで来ていたとしたら、もう少し偉ぶったりすると思うんですよね。

鶴瓶、阿部サダオ、佐々木蔵之介、水嶋ヒロ、ゆず、伊藤淳史、SOPHIA、E.L.T、SIAM SHADE、ココリコ遠藤、タカアンドトシ、ナインティナイン、加藤浩次、ブラックマヨネーズ、ダイノジ、ロンブー淳、今田耕司、東野幸治、野茂英雄、宮沢りえ、尾崎豊、甲本ヒロト、美空ひばり…枚挙にキリがないほどすごい人達ばかりですね。

志村けんさんやたけしさんのコント同様、シンプルな設定というところでは同じなんですよね。ダウンタウンは、日常の普遍的なシーンに、一人のキレる変人が入るというコントが非常に多く…

キレ芸というと少し語弊があるかもしれませんが、この怒る感じのコントはダウンタウンは本当に得意でしたね。釣られて怒る魚や、裏でダメ出しをする猿など、「怒る」「「キレる」という人間の喜怒哀楽の「怒」の部分を扱わせたら天下一品です。やがて「やすしくん」「キャシィ塚本」など、「怒り」から「狂気」にまで発展していきますが、このコントはそういった「ごっつ」のコントの基盤となった傑作コントだと思います。

萩本欽一さんとビートたけしさんのお話。この後のシーンでガタルカナル・タカさんは「最近もう涙もろくって…」と感動して涙してしまうんですが、それを見た司会の今田さんも、もらい泣きしてしまいます。この映像ではそこまで入っていないのが残念ですが、それでも後半、既にガタルカナル・タカさんが涙をこらえている表情が伺えます。
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